新型が発売されてからますます人気と需要が上がってるアルファードですが人気の理由は見た目や走行性以外にリセールも大きな理由です。
新型については販売から1年以内は乗り出し価格を大きく超えるような買取相場で今現在も他の車種に比べると圧倒的にリセールが高いのが魅力です。
このリーセルが良いということが車両価格と相まって盗難されやすい車になってるのも事実で盗難車両の中でも常にTOP5に入っています。
気になるのはアルファードの中でも盗まれやすいグレードはあるのかですよね。今回はこのことについて解説させていただきます。
アルファードに盗まれやすいグレードはある?
引用元:TOYOTA
結論から先にお伝えすると確実にこのグレードだから盗まれやすいということは実はありません。
グレードというより置いてある地域であったり場所がまず優先されるのでその後にグレードがついてくるイメージになります。
人気がない場所だったり玄関から離れている場所に駐車、中古車販売店など目をつけてその中でも段取りが組みやすく捕まりにくい場所から実行されるようです。
グレードを選ぶというよりは価格安い車を盗むよりかは高額な車を盗んだ方が効率がいいということでランクル・LX・アルファード・ヴェルファイア・ハイエースなどが狙われやすいです。
ハイエースに至っては他の車種に比べると車両価格が低いですが海外での需要が高いのと置いてある場所が人気のない場所、システム的に盗難されやすいというのが重なっています。
実際にどれくらい盗まれているの?と気になる方もいると思うので票を作りました。
2023年の盗難車両について
車種 | 被害台数 | 1000台あたりの盗難台数 | |
1位 | アルファード | 700台 | 0.9 |
2位 | ランドクルーザー | 643台 | 2.2 |
3位 | プリウス | 428台 | 0.2 |
4位 | レクサスLX | 261台 | 32.7 |
5位 | ハイエース | 187台 | 0.2 |
レクサスが入っていますが全てがトヨタ系の車種でアルファードが1位となっています。
グレードが直接関係はしてないことを説明させていただきましたがその中でも盗まれる、輸出で人気(海外需要)があるグレードを解説させていただきます。
Executive Lounge
アルファードの最上級グレードであるExecutive Loungeついては車両価格が高額なので犯行をする方としては一番効率がいいはずです。
こちらについては他のグレードと比較すると台数は少なくなるので狙ってどうのということは少ないです。
車両価格も高額なので人気の少ない駐車場にそのまま放置してるという方は少ないと思いますがこのグレードのアルファードを簡単に放置しておくのは危険性が高いです。
Z(ガソリン)
Zグレードについてはガソリンとハイブリッドの2種類があり価格はハイブリッドの方が高額となっていますが海外の需要では現在ガソリンの方が高いです。
車両本体価格 | オークション相場(2024.11月) | |
Z(ガソリン) | 5400000円〜 | 6600000円〜 |
Z(ハイブリッド) | 6200000円〜 | 7000000円〜 |
オークション相場的にはハイブリッドと同価格になってることもあるのでハイブリッドよりガソリン車の方が同じ場所にある場合は盗まれやすいです。
とはいえハイブリッドもガソリンも高額車であることには変わらないのでハイブリッドだから安心というわけではないので注意してくださいね。
ヴェルファイアの盗難はどうなの?
テレビやネット・SNSなどではアルファードという言葉が目立って聞かれますが「ヴェルファイアは盗まれない?」と気になる方もいますよね。
これについては基本同じくらい盗まれる確率は高く私の周囲でもヴェルファイアが盗まれたという事例もあったのでこちらなら安心ということではありませんね。
アルファードに比べると出荷台数が少ないので言葉としては目立っていませんが対策をしないと盗まれる確率は非常に高いので気を付けてくださいね。
新型についてはリセール・中古車市場においてもアルファードと同等がそれ以上の数値になっていてるので今後逆転する可能性もあります。
グレードについて紹介させていただきましたが実際の犯行手口などを解説した動画を作成していますので気になる場合はこちらも参考にしてください。
盗難被害にあった場合は見つけるのが困難なことと、いかに早い対応が必要になるかわかっていただける動画となっています。
旧型のアルファードの盗難率は高い?
引用元:TOYOTA
2015年〜2023年まで販売されていた30アルファードについては現在は盗難が落ち着いてきました。
やはり新型の方が価格が高額なので旧型を盗むよりかは新型を盗んだほうが効率がいいので最近はニュースでも旧型は聞かれません。
とはいえ30型のアルファードについてはまだまだ中古車市場も高額で取引されているので全く安心というわけではありません。
購入するとしてもまだまだ高額となっているのである程度の盗難対策や車両保険に入れておいたほうが後々後悔がないかもしれませんね。
それ以前に販売された20、10の旧型アルファードについては盗難されることはほとんどなく狙われやすいということもないようです。
アルファードやヴェルファイアについては初期型からずっと人気が高いミニバンなので長く乗り続ける方も多いですが年式や型が新し目の場合は盗難対策をきちんとしておきましょう。
アルファードを盗難されないための対策は?
確実に盗難を防ぐのは難しいですが確率を下げるための対策を紹介します。
駐車場を確認
人目が少ない駐車場では盗まれる確率が高いので使用する駐車場についてはよく検討して決めるようにしましょう。
自宅の場合は無理な部分もありますが広い駐車場を借りてる場合は貸主に相談して車がよく通る道路側にしてもらうなど少しでも対策しておくことは重要です。
ガレージなどで保管するのが好ましいですが難しい場合は次に紹介する対策も検討してください。
駐車場については自宅や借りている場所だけでなく外出先のコインパーキングなどでも注意が必要で実際に2時間離れていたら車がなくなっていたという事件もありました。
外出先の駐車場ではスマホのアプリでの位置情報や次に紹介する防犯グッズが有効となるので意識しておいてくださいね。
防犯グッズ
最近はタイヤロック、ハンドルロックなどの対策グッズも購入しやすい価格になってきています。
デメリットとしては駐車時に毎回装着しないといけないので面倒と感じてしまう点がありますが新車を購入してから1〜2年はやっておいたほうが無難です。
防犯の専門店でもセキュリティ対策をしてくれる場所あるので不安な場合は一度相談してみることで解決することがあります。
盗難されやすい車種ごとのセキュリティパッケージも用意されてる専門店もあるので活用することで盗難確率を大幅に下げることができます。
引用元:PRO-TECTA
車両保険に加入
盗まれない対策ではなく盗まれたときのための対策となりますが車両保険に加入しておくのもおすすめです。
車両価格が高いアルファードの場合は保険料が高くなってしまいますが万が一車が盗まれたしまった場合に次の車が用意できる金額がないとどうしようもありません。
保険によっては新車特約というのがあり5年間新車で購入時の価格を維持できるものもあるので必要な方はこちらの加入もありかと思います。
盗難率の高いアルファードを購入しない選択もある
引用元:TOYOYA
最近はリセールがいいからといって無理してアルファードを購入するという方も増えてきています。
通常のローン支払いでは難しいので残クレを利用する方もいますがそれでも5万円を超えてくる月々の支払い、保険費用など高額となってしまうのは変わりません。
余裕がない状態で購入すると車両保険の加入も難しく駐車しておくと不安に感じてしまう方も少なく後で後悔する方もいます。
当分人気は続いていく車両になるので家計や予算のことを考えてやめておくというのも一つの選択肢だと思います。
数年経過すれば中古車価格も少しは落ち着き盗難率も下がる可能性もあるので今は買わないで落ち着いた頃に購入するのもおすすめです。
当ブログではアルファードの相場についても記事にして更新しているので今後の価格推移が気になる方チェックしてくださいね。
アルファードの盗難に関するよくある問い合わせ
- アルファードもだけどTOYOTAの車が盗まれやすいのはなぜ?
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TOYOTAの車については海外での需要が非常に高く2〜4倍で取引されることがあります。その中でもランクル系、最高級ミニバンであるアルファード、ヴェルファイアは特に人気で高額で売れるためトヨタ車が盗難率が高い原因となっています。
- 盗難が怖いけど誓約書があるから売れない?
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人気の車種は誓約書を書かされ1年以内の売却はしないというのが基本ですが売却することは可能です。この場合はトヨタでの新車が今後できないなどのデメリットもありますが中古車販売店・買取店では通常に査定、買取をすることは可能です。
誓約書の存在ががあっても駐車場と玄関が近いなどで盗難などの危険性を感じる場合は身の安全のため売却をするというのしかなたないことです。
- アルファードにはレクサスLXのような指紋認証はつかない?
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盗難の被害が増えてくればトヨタも対策をするので指紋認証が追加される可能性はあります。
ただ指紋認証があるLXでも盗難被害が多いのでこの対策を追加したところでどこまで盗難を少なくできるかはわかりません。
- 盗難されたらどうすればいい?
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警察に通報するのが最優先ですが警察もすぐに動いてくれるわけではないので車両が見つかる期待は低いです。
最近ではSNSに拡散することでコインパーキングに一旦放置されてる盗難車を見つけられたということが増えているのでこれも一つの手です。
まとめ
アルファードには盗難されやすいグレードがあるのか解説させていただきました。
盗難されやすいのはグレードよりも地域や置いてある場所でその中でも高額なグレードが狙われやすいとなっています。
どうあがいても盗難対策には限界もあるので不安な場合は車両保険に加入して万が一に備えておくことも必要かもしれません。
これかた購入しようと考えてる方はお住まいの地域や駐車場所が人気の少ない場所の場合は場所を変更することも検討してみてくださいね。
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