レクサスで検索すると「野良レクサス」という言葉がたまに出てくるけどこれは何?SNSでもよく見かけるからと気になってる方はいますよね。
通常のレクサスと何が違う?どうなったら野良レクサスになってしまうの?と購入前の方は特に考えてしまう方も少なくないと思います。
今回は野良レクサスについて解説すると同時にメリットやデメリットについても紹介させていただきますので是非読んでください。
野良レクサスって何?
結論から先にお伝えすると野良レクサスとはレクサスを新車、認定中古車以外で購入したレクサスの車両が当てはまります。
引用元:LexusCPO
理由についてはレクサスにはオーナーズカードというものがありこのカードは新車で購入した方か認定中古車を購入した方にしか渡されません。
オーナーズカードがないと専用のラウンジが使用できなかったり受けることができないサービスがいくつかありますが専用ラウンジが一番大きいかもしれません。
点検や整備などに出してる時の待ち時間に専用ラウンジでお茶菓子やドリンクをもらって待つことが基本ですがこれができないので他の場所で待つことになります。
このようなことから通称「野良レクサス」を購入した場合はレクサスに点検や修理を出すことはなく他の整備ができる場所に出すことが多いです。
ただレクサス自体の整備や点検費用は高いのでわざわざレクサスに出す必要性は低いとも言えます。
新車で購入してメンテナンスパックが3年間あるのでそれまではレクサスに出して車検からは違う場所で整備してもらうという方も少なくはないですね。
車検時にG-LINKやメンテナンスパックを更新すると30〜40万円程の費用がかかってしまうので必ずレクサスで受けた方がいいとはなりません。
個人的な意見になりますがオーナーが受けれる特典で優れているのはラウンジが使用可能、レクサス店舗の駐車場を無料で利用可能の2点のみなのでこれがいいと思わない方は影響は少ないかもしれません。
ただラウンジでなく他の席で待たされるのが苦と感じる方が多いのも事実なので店舗に行くという行為を避けることに繋がっているようです。
駐車場サービスについては繁華街近くにあるレクサスであれば駐車場にとめて出かけることが可能なので盗難の心配やコインパーキングを探す必要がないので便利です。
野良レクサスのデメリットは?
ディーラーに行かないと決めていた場合でもデメリットが存在します。
リコール時にはディーラーに行く必要がある
レクサスでサービスや整備を受けるつもりはないから中古車屋で買うといった方でもリコール時にはレクサスに行く必要があります。
この時にあまりいい対応を受けなかった端の席で待たされたなど少し嫌な思いをしたという声もあるので車を預けてどこかで待ってる方がいいかもしれません。
行かないと決めていてもリコールで連絡する時は少し構えてしまう方もいました。リコールは購入者に対して落ち度は全くありませんので対応だけは区別無しにしっかりとしてもらいたいですね。
G-LinkがG-Link Liteに
引用元:Lexus
新車、CPOで購入した場合はG-Linkとなりますがそれ以外に購入したレクサス車についてはG-Link Liteとなります。
大きな違いについてはオペレーターサービスが専用オペレーターではなくなりコールセンターになりレストランなどの予約サービスを受けることができなくなっています。
これ以外のサービスについてはG-Linkとほとんど同じ内容になるのでこれだけで認定中古車にするという決め手にはならなそうです。
一部の整備や修理が持ち込みに
通常の修理や整備は一般的な整備工場でも可能ですがコンピューター関連や専門部品が必要な場合はディーラーに持ち込む必要があります。
トヨタ系の系列で購入したレクサスの中古車では店舗を通して整備を受け付けてもらったという方もいました。
通常の修理でなく専門的な修理の場合はリコール同様にディーラーに持ち込む必要があるので所謂「塩対応」を味わうことになるかもしれません。
野良レクサスのメリットは?
野良レクサスというと悪いようなイメージがありますがメリットも存在ます。
CPOと比べて価格が安い
引用元:LexusCPO
一番のメリットは価格が安いという点ですがCPOと比べると安いという意味なので極端に安くなることではありません。
画像のUXはCPOで販売されてる実際の価格となっています。
CPOの場合は保証・オーナーサービスなどがあるのでその分価格が高額となっていますがCPO以外ではこれらがない分価格も安い傾向があります。
とはいえ中古車販売店やトヨタ系の販売店で購入する場合でも保証をつけたりすればそれなりに価格は上がることもあるのでCPOのサイトで車種を確認して比較してみるのがおすすめです。
好きな車を選べる
CPOの場合は厳選された車種になるので古い車種やグレードがないこともあります。
SCなどの古い車種になるとCPOでも取扱はなかなかないのでこだわりがある場合はCPOでなく多くの店舗から探した方が好きなものが見つかりやすいです。
GS・HS・CTなどの販売が終了してしまった車種についても今後はCPOでの取扱が少なくなると思うのでその場合はCPO以外での購入がメインとなってくると思います。
現行のモデルは販売があっても古いモデルの販売はないことが多いのでお探しの車のモデルがない場合も通常の中古車販売店で探すしかありません。
ディーラーに行く必要がない
専門的な修理・リコールの場合は仕方ないですがそれ以外ではディーラーに行く必要はありません。
人によっては対応・店舗の雰囲気が苦手という方もいますし高額な車検などは避けたいけど断りにくいという方もいますのでディーラーに行かないというのをメリットに感じることもあると思います。
昔に販売されていたレクサス車が好きで中古で購入した方でディーラーには行きたくないという方も少なくはないですね。
野良レクサスでディーラーに行った方の声
SNSや実際に行ったことがある方の声で多いのは
- 店員の対応が悪い
- 端の使用してないないテーブルや席で待たされる
- 見送りが雑
全体的な声としては対応が悪いというのが一番多いですね。
通常のオーナーの場合はラウンジがありそこと分けることになるのでテーブルは居心地が悪くなるのは少し寂しい感じがあります。
対応を分けてるというのもSNS上で情報が出回ってるので行く側もやや構えてしまっているので余計に塩対応に感じるのかもしれません。
ドリンクの提供はあるようですがやはりオーナーと出されるものは違いがありますが見た感じでは見積もりなどで来店してる方に提供してるものと同じかと思います。
野良レクサスについてよくある質問
- CPO以外で購入したレクサス車は保証継承が可能?
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保証期間が残ってる場合は保証継承を受けることが可能ですがレクサスで点検を受ける必要があり点検費用が発生します。
- CPO以外で購入したレクサスはトヨタで修理はできる?
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トヨタで修理を受付することは可能ですができない修理については店舗からレクサスに移して作業をすることもあります。
まとめ
「野良レクサス」について解説させていただきました。
新車購入、認定中古車で購入してないレクサス車を指す言葉ですが古い車両であったりレクサスでサービスを受けなくてもいい場合はこだわる必要はありません。
言葉があるだけでレクサスを中古車販売店で購入してその購入店でサービスや整備を受けるという方も多いので欲しい店舗で欲しい車種を購入するのが一番気持ちよく車に乗れます。
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