レクサスのフラグシップセダンとして販売されているLSは1000万以上の価格となっていて高級車のイメージが非常に強い印象です。
このLSですが中古車になると価格が安いものが多く「なんでこんなに安いの?」、「安いのには理由があるの?」などと気になる方が多いようです。
今回はLSの中古車が安くなっている理由について紹介させていただきます。
レクサスLSについて簡単に解説
引用元:Lexus
レクサスLSは、トヨタ自動車が展開する高級ブランド「レクサス」のフラッグシップセダンであり、1989年の初代モデル以来、卓越した快適性と先進技術を備えた高級車として評価されています。
トヨタではセルシオとして販売されていましたが2005年の国内でのレクサス販売開始と同時にセルシオは無くなりLSのみとなっています。
現在の新車価格は一番下のグレード I packegeで1100万円程、一番上のグレード EXECUTIVEでは1700万円程と最高級に相応しい車です。
新車で買えるユーザーは限れているので乗っているとイメージが良くも悪くも印象強くついてしまうのがLSの特徴です。
レクサスLSの中古が安い理由はなぜ?
レクサスLSの中古が安い理由についてはいくつあります。
新車価格が高い
レクサスに限らず新車価格が1000万円を超える車両は購入直後の価値下落が非常に大きいです。
輸入車などでもよくありますが3年落ちのモデルでは新車価格の半分以下になる場合もあり購入した方の中でも驚かれることは多いです。
高級車は一般車と比べて価格下落のペースが速く、特に高額モデルほどこの傾向が強いのでレクサスの場合はLSこの内容に当てはまります。
- 年収2000万円以上
- 中小企業の社長
- 弁護士・医者
購入する層を見てみても中古車を購入しないで新たに新車に買い替えるというタイプが多く乗り換えの期間も早いため中古車の出回りが多くなっているようです。
年齢層については50〜70歳が多く運転してる方を見ても一般人というよりも独特な雰囲気を持ってる方が多く見受けられます。
維持費が高い
維持費が高い理由については以下です。
- 燃費の悪さ
- 保険料
- 車検・メンテナンス
- 自動車税
高級車なんだから上記のような内容は当たり前でしょという感じはしますが新車で購入した方は問題ないかもしれませんが中古で購入する方は気にする方が多いです。
サイズが大きい3500ccのセダンなので燃費は悪くハイブリッドにしても燃費がいいとは感じることは基本ありません。
レクサス自体の車検費用やメンテナンスは基本高額なりますが民間で整備してもそれなりの価格が発生します。
またLSはエアサスが標準装備となっていてこれが故障すると25〜40万円程の費用がかかることもあり中古で購入する場合はリスクもあるのでこちらも価格を下げる要因となっています。
モデルチェンジ・型落ち
モデルチェンジされると価格が著しく下がってしまう傾向があります。
お金持ちや社長クラスが乗ることが多いLSなので型落ちは好まれず需要が少なくなってしまうことから中古価格が下がってしまいます。
LSはレクサスが国内で販売開始になった頃からあるので年式が古いものが多くあり20年近く経過してるモデルもあり値下がりの激しさと相まって価格が100万円以内で購入できるものも多く出回っています。
初期型は見た目は古いですがLSはインパクトが強いセダンなので一般ユーザーから見ると思った以上に相場より安く感じてしまうことがあるようです。
走行距離
安いと思っていても走行距離を確認してみると10万キロを超えてるものもよくあります。
セルシオの頃からもよくありましたが年式が比較的新しいモデルでも走行距離が多い車両があるのが特徴的で安いからあえてこのような過走行のものを選ぶ方もいます。
場合によっては走行距離不明のものもありこのような車両については新型でも相当価格が安くなってしまうので極端に安いものがあった場合は走行距離、記録簿、メンテナンス履歴をチェックすることが重要です。
ブランドの中古車価値の特徴
レクサスには認定中古車こそありますがその他の中古車についてはレクサスの一部サービスが受けることできないため「野良レクサス」と言われることもあります。
新車で購入してこそのレクサスというイメージも強く中古車は避けれる傾向もありこのようなブランドイメージも中古車の価格を下げる要因となっているようです。
中古が安くなってしまう理由について紹介しましたが安いと言っても新車価格から比べるとなので中古車でも一般的には高額の部類に入りますね。
実際にLSの中古車ってどうなの?
レクサスLSは国内でもトップクラスのセダンとなっているので走行性能や快適性については非常に優れています。
安く買えるなら欲しいという方も多いと思いますがデメリットも多くあります。
- 維持費が高額
- イメージが悪い
- 運転しにくい
維持費については先にも解説したので省略しますがイメージについては悪い印象が多いです。
セルシオの時もそうですがサイズの大きいセダンはどうしても怖い印象がありカラーがブラックだと更に印象は悪くなります。
コワモテのような雰囲気が好きという方は大丈夫かと思いますがカラーやカスタムによっては職務質問を受ける回数が多くなったり周りに与える印象も悪くなってするので注意が必要です。
サイズが大きいので実際に乗ってみると運転がしにくいと感じたり駐車場が狭く感じたりするので買ってから後悔したという声もあります。
LXの中古はどこで買うのがおすすめ
中古車で購入する場合は信頼できる店舗で購入するのが重要です。
価格は他に比べると高額になってしまいますがレクサスのサービスを受けることが可能なCPOで購入するのもおすすめです。
LSは5〜6年落ちのモデルで新車の半額以下で購入できるモデルも多いので型落ちでいい場合はCPOも十分選択肢としてありだと思います。
LSという高級車のイメージが強いモデルの場合はラウンジを利用しないと様にならないこともあるのでCPOで購入する価値は高いです。
引用元:Lexus CPO
CPOでない場合はレクサスのサービスが受けれない代わりに50〜100万程安く購入できる販売店もあるので信頼できる店舗を見つけた場合は更に安く購入できます。
新車価格が高額なLSが思わぬ価格で販売されていると即決してしまいそうになりますが車の状態やメンテナンス履歴などを確認するのを忘れないようにしましょう。
- 走行距離不明
- ひどい事故の修復
- 冠水車
事故車と記載があっても事故の大きさによっても異なるので試乗して真っ直ぐ走る・異音はないかなど確認することが大切です。
最近は減ってきましたが冠水者を安く購入して言わないで販売する店舗もあるので信頼ができない店舗では購入することは避けることも重要です。
まとめ
レクサスLSの中古車が安くなってしまう理由について解説させていただきました。
レクサスのフラグシップセダンとなっていますが新車で購入する層は新車・現行のモデルを好むので中古、型落ちになると魅力が薄れてしまうようです。
価格が1000万円を超えるモデルなので一般的には中古車で購入する場合は大きな金額を出すのは難しいので要因が重なって中古車の価格は激しく下がってしまいます。
値下がりは激しくて残念ですが中古車を購入する場合は安く手に入れりことができるので購入したい方にとっては魅力的な状況です。
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