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電気自動車の中古のデメリットは?売れないって本当?

ハイブリッド車が多く普及されてる日本ですが最近は電気自動車のことを耳にする機会が多く気になってる方も増えてきています。

気になってはいるけど充電の設備のことだったり価格が高額だったりとなかなか素直に購入しようとは思えないのが現状です。

中古車だったら新車より価格が安いので購入できるかなと検討してる方でもやはりデメリットが気になりますよね。

今回は電気自動車のデメリットについて解説すると同時に「売れない」と言われてる理由についても紹介させていただきます。

目次

電気自動車の中古車のデメリットは?

電気自動車を中古で購入する場合のデメリットは以下のうようなものがあります。

バッテリー

真っ先にデメリットとして気になるのはやはりバッテリーの問題です。

これはハイブリッド車にも言えることですが年式が古くなればなるほどバッテリー交換のリスクが高まり交換する場合は費用が高額になります。

電気自動車の場合は充電の頻度や走行距離によっても影響があるので年式だけではわからないことも多くここまでだったらまだ交換は先という判断は難しいです。

せっかく安く購入してもバッテリー交換でかなりの費用がかかったとなると新車を買った方がよかったのではと思ってしまうこともあるので古い年式のものは特に注意が必要です。

ただ国内の電気自動車については8年、160000キロの保証がついてるものがほとんどなので中古車でお保証継承がきちんとされていれば保証で交換することも可能です。

航続距離について

航続距離は新車で買った場合でも電気自動車の不安要素の一つですが中古で購入した場合はバッテリーの劣化があるので更に悪くなることがあります。

メーカーで発表されてる航続距離は通常走行ではかなり低くなっていてバッテリーの劣化がある場合は更に少なくなるので想像していたものと異なることがあります。

電気自動車は航続距離が本当にネックとなっているので中古車を選ぶ場合でも慎重に検討することが重要です。

航続距離については自宅に充電設備が設置できるかも重要で設置が難しい場合は充電スポットで充電するのが基本となるので並ぶ時間などでストレスを感じることがあります。

遠出する場合も充電スポットを確認する必要がありますが休日などでは4台並ぶことや、充電機器が壊れていた大行列となることもあります。

補助金はなし

電気自動車というと大きい金額の補助金が魅力的ですが中古車を購入する場合は適用がありません。

新車の場合は国から出るものだけでも50〜80万円程の補助金がありそれ以外にも都道府県による補助金が出ていた時期もあり合計100万円を超える補助金が出る地域もありました。

電気自動車=補助金という考えをお持ちの方も多いですが中古車の場合はありませんので必ずここだけは頭に入れておきましょう。

お得に買えた、リセールが良かったなどの声があっても補助金で購入した車両で言われてることが多いので中古車は別で考えてくださいね。

リセールに期待できない

電気自動車は興味はある方は多いですが人気はまだまだ少ないので中古車市場も盛り上がりはあまりありません。

新車で購入した方は補助金ベースで考えることができるのでリセールはまあまあ良い方と考えることができますが中古車の場合は売りたいとなったときに値下がりが大きくなることが多いです。

初めて発売された電気自動車のリーフも補助金があったときはかなりお得に購入できましたが現在では中古市場に出回るとすぐに新車価格の半分になってしまうこともあるのでリセールはあまり考えない方がいいです。

メンテナンス費用

電気自動車については整備やメンテナンス費用が高くなることがあります。補機バッテリーも一般のものとは違い30000円以上の費用がかかります。

安く購入しても整備やメンテナンス費用はガソリン車と比べると高くなることが基本なので購入の予算を考えるときは計算しておきましょう。

電気自動車を中古車で購入するメリットは?

新車に比べるとデメリットもある電気自動車の中古車ですが中古車ならではのメリットもあります。

価格が安い

補助金がないので購入費用が高く感じる場合もありますが車種によっては安く購入できるものもあります。

人気がまだまだ少ない電気自動車の中古車ではリセールが悪いものも多く売る側より買う側に価格的なメリットがあることも多いです。

新車から3年経過していて走行距離が20000キロ以内のものでも半額になってる車両もあるのでそういったものはお得に購入できます。

保証がしっかりしているもので価格が安い車種を選べば新車で購入するよりメリットがあるのであえて中古車を購入するのもおすすめです。

レビューや口コミを参考にできる

新車が発売されるとデザインの良さなどで売れ行きが好調な電気自動車もありますが数ヶ月経過すると後悔したという声もよく聞かれます。

半年もすればその車に乗った方の満足度や口コミがわかるので自分に本当に必要なものかゆっくり判断することが可能です。

車種だけでなくグレードについてもわざわざ高額にしてまでいいグレードにする必要はあるのか?と気になってる方もいるので新車よりも安く自分にあったものを選ぶことができます。

BYDは日本で販売が開始されCMや価格の安さが話題となりましたが勢いで買ってしまったからは後悔という声があったりしますね。

電気自動車を中古で購入する場合に気をつけることは?

中古車で電気自動車を購入する場合に気をつけることを紹介させていただきます。

年式・走行距離を確認

電気自動車はバッテリーの劣化があるので古い年式のものや走行距離が多いものには注意が必要です。

場合によっては保証期間を過ぎてるものもあり交換となると多額の費用がかかって中古車を購入するメリットがなくなってしまいます。

年式や走行距離によっては新車時の保証を継承することが可能なので販売店で確認してみてくださいね。

用途を確認

電気自動車は充電時間が長い、航続距離が少ないなどのデメリットがあります。中古車で購入する場合は劣化で航続距離がより短くなる可能性もあります。

通勤で使用する場合は充電時間や充電スポット、航続距離を考えてみて時間に支障がないか考えてみるのが重要です。

遠出でよく使用する場合は充電スポットで長時間待機する可能性もあるので小さなお子様を乗せる方などはこの辺も考えておくのが大事です。

認定中古車を購入する

引用元:NISSAN

電気自動車は認定中古車を購入するのもおすすめです。

価格はやや高くなってしまいますがメンテナンスされた車両で日産の保証がついているので安心して乗ることが可能です。

販売元も日産なのでわからないことがあればすぐに聞くことができるのも魅力です。

電気自動車の中古は売れないって本当?

電気自動車は人気がまだまだ少ないので中古車市場でもなかなか売れにくいものがあるのは事実です。

ただ価格を安くすれば売れるので売れない場合は販売価格を下げたりしてなんとか売り切るということも少なくはありません。

こういったことから買取金額も低くなってしまう傾向があります。

補助金が出てる車種については新車で購入するときのみにお得感がありますが中古車となるのと補助金はありませんので新車と中古車の格差が出てしまいます。

今度の国の政策や充電設備の普及状況によっては人気が高まり中古車市場も盛り上がってくると思うので期待したいところです。

海外にの話になりますが中国ではEV車を作りすぎて新車が中古車価格になってるということもありBYDなどが日本で価格を下げると更に中古車市場が安くなってしまう可能性もあります。

中古で購入した場合は新車と比べると価格の下げは大きくはありませんがそれでもリセールのいい車と比べると率は悪いので購入前に把握しておきましょう。

まとめ

電気自動車の中古車について紹介させていただきました。

現在ではまだまだ人気が低く需要が少ない電気自動車なので中古車では価格が安いものが増えてきましたがバッテリーのことを考えておかないと後に後悔するかもしれません。

購入するときは安くてお得に感じることもありますが買取に出す場合は値下がりの幅も大きくなることがほとんどなのですぐに乗り換えを考えてる方は避けた方が無難です。

航続距離や充電設備などが増えてくるとまだまだ人気が高まってくると思うので今後の拡大に期待でしたいですね。

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