中古車を購入する場合に外装の傷はもちろんですが内装の状態は特に気になるという方は少ないです。
外装は人から見られるのを気にしなければ問題はありませんが内装については運転するのでずっと付きまとうことになります。
内装の汚れは気になりますが一番気になると声が多いのは喫煙車両で買ってから後悔したという声は実際に多いです。
今回は中古車の喫煙車が後悔する理由と実際に買取した車種についてはどうしてるか解説させていただきます。
買取した喫煙車はどうしてる？
あくまでも買取店で働いた経験や実際に今も買取をしてる私の意見をメインとして紹介させていただきますね。
査定した車が喫煙車両だったというだけでは大きく査定金額を下げることはしませんが何点か査定金額を下げる状態があります。
- シートや室内にタバコの焼け跡
- 喫煙者でもわかる程の強いヤニの匂い
- 室内にタバコの煙やニコチンによる目立つ変色
最近はアイコスが増えてきたり喫煙者も減少傾向にあるのでなかなか上記の様な車両はありませんがこのような状態だと一般販売を避けてオークションに出しても売れる金額に影響します。
年式がかなり古い車や輸出向け車両なら減額も割と少ないですが新しい年式のものや人気車種では大幅に価格が下がることになります。
ここまでの説明を読んである程度はわかると思いますがタバコによる影響がひどい車についてはケアが難しいので価格を安く販売するか自店で販売するとクレームや対応に接客対応にするので業者オークションに出すことになります。
業者オークションに出す場合でもタバコの匂いがひどいと記載されると売れる価格が低くなるのでひどいものについては買取も安くなることがあります。
中古車の喫煙者が後悔する理由は？
一番の理由は思った以上に匂いや汚れがひどいと理由です。
単に「タバコの匂いあり」「喫煙車」「タバコによる汚れ」と記載されていても実際に乗ってみると酷くて耐えれないという方もいるので喫煙してない方は記載されてる車両については避けるのが無難です。
私自身が喫煙車は基本避けた方がいいと思う理由については中古車を取扱う店舗は清掃や匂い落としも必死にやります。匂いがしなかったり室内が綺麗になってるものについては喫煙車として記載しない店舗もあります。
必死に掃除をしても落ちない匂いや汚れの場合に「喫煙車」と書くことが多いので思った以上に匂いや汚れに驚く方も少なくはないですね。
実際にカーセンサーやgooのレビューなどを見ても喫煙車と書いてなかったけどタバコの匂いが強かった、乗っていて不快になるくらい強い匂いだったなどの声もあります。
販売する店舗の担当がタバコを吸ってる吸ってないでも匂いの感じ方は違うのでタバコの匂いが苦手な方は安いからといって安易に購入するのは控えることおすすめします。
購入時に必ずチェックする
喫煙車を購入する場合に特に気をつけるのは以下の点です。
- 室内の汚れ
- 匂い
- エアコンをつけて確認
室内の汚れや匂いなどは運転席に座ればある程度わかると思いますがエアコンについては始動しないと匂いがあるかわかりません。
エアコンのフィルターなどにタバコの匂いや灰なが付着してるとエアコンの風から嫌な匂いがすることがあるので必ず確認するようにしてください。
タバコの焼け跡はシートや天井などを見るのが重要ですがフロアマットにもある場合があるので足元で見えませんが気になる方はチェックして見つけた場合は社外のフロアマットなど相談してみましょう。
タバコで空いた穴は同じ色の糸で補修されてるものもあるので気になる箇所があったらよくみるようにしてくださいね。
返品や交換は不可
タバコの匂いが強いからといって車を返品したり契約の破棄などはできません。
良心的な車屋であれば匂い対策をもう一度してくれたりもしますが強い匂いのものはやはりなかなか落ちることはないので後々後悔しないようにチェックは必ずしましょう。
あまり確認せずに購入した方で本当に匂いがきつくて返品を希望しても通らなかったので売却をすぐにしたというかたもいるので現車確認や試乗は重要です。
リセールを考えるている場合は社内での喫煙は避けよう
私自身もタバコを吸っていた経験があるのでタバコをやめた方がいいとは思いません。
ただ車の中では吸わないで外で吸うようにしてどうしてもの場合はアイコスにするのがおすすめでアイコスであれば匂いがついたり室内が汚れるといったことも少ないです。
喫煙車だとリセールはどれくらい変わる？
車種や価格帯にもよりますがわかりやすい車種で説明するなら現行のアルファードや旧型の30アルファードであれば落とせない匂いがある場合は10〜20万円程価格が変わることがあります。
匂いだけでなくシートや室内にタバコの焼け跡やニコチンによる変色などがある場合も金額に影響があります。
オークションに出してもタバコの匂い強などとかかれて相場より安く売れてしまうことが基本なので買取や査定金額を下げることになります。
車を乗り潰すという方も注意
売ることなんか考えてないから好きに乗るという方ももちろんいると思いますが急に人を乗せることもあります。
家族の友人や親戚など乗せる機会が少ないといってもその一回でタバコの匂いが強すぎると相当な不快感を与えることになります。
多少の匂いは我慢できることがほとんどですが人を少しでも乗せる機会がある方は適度に車の匂いのケアをしておくことをおすすめします。
まとめ
喫煙車が後悔する理由について紹介させていただきました。
喫煙車の購入を検討してる場合は
- 必ず実車の現状を確認する
- 試乗して体感する
- 内装にタバコの焼け跡や汚れがないか確認する
後悔しないためにも上記の内容を必ずチェックしるようにしましょう。
現在タバコを吸っていて車に乗ってる方で売却予定がある場合は適度に清掃や換気をすることを意識してあまり室内にタバコの痕跡を残さないようにしておくのがおすすめです。
コメント